A1から続けたコンペで得たものとは

C級で参加されたお母様に感想をいただきました

 

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我が家は今回のコンペで5回目、1年生の時から参加しています。A1級に挑んだ1回目はいまだに忘れられません。

2人とも5線の音符も読めない、記号の意味もほとんどわからない、そんな状態からA1級を受けることになりました。

「よしがんばった」と自信たっぷりでレッスンを受けると、また修正。先週は「ここは大きくしてね」と言われたところが、今週は「小さくしてね」と言われる。たった1つ直すだけなのにそれすら全然進まない。音色や感情、情景、手の形に姿勢。

親の私も、何が良くて何がいけないのか、特に音に関してはレッスンの時はわかったつもりでも、家に帰るとわからなくなるようなそんな状態でした。

最初の年の結果は、予選2回とも予選通過できずでした。

いろんな事を諦めたり、家族にたくさん迷惑をかけて練習してきたのに、通らなかったことが、すごく悔しくて悲しくて、号泣しながらお話しさせていただいたのを今でも忘れません。

あんなに大変だったのに、なぜか次の年も受けることにしました。もちろん同居家族からは猛反対でした。でも私も子供も、「またやりたい」と説得しました。

気づけばそれか積み重さなり、毎年参加し、たくさん成長することができました。

1番の収穫は、自ら取り組もうとする姿勢です。

1年目は、「やらされている感」があり、イスに座らせること、集中させること、何もかもが大変でした。

学年が上がるにつれて、理解できることが増えてきて、ちょっと難しい曲が弾けると自信になり、それが結果にあらわれると達成感で満たされて、まだ頑張れる、また頑張りたいに繋がっていったのかなと思います。

この先、自ら挑戦したい事ができた時には、こんなに難しいコンクールをこなしてきて、毎日練習する努力を続けてきたという自信をもって、突き進んみ、挑戦して欲しいと思います。