2017年ピティナコンペティションが終わりました。

2017年の熱い夏が終わりました。

振り返れば、今年は本選出場13組、全国大会出場2組と、華々しい成績を残すことができました。
お母様はじめ、ご家族様のご協力、みなさんの頑張り、計り知れない努力の賜物だと思います。
本当におめでとうございました。

昨年のブログで「近い未来に祝賀パーティにみんなと来たいな。」と書きましたが、こんなにも早く夢が現実のものとなり、この上ない喜びの夏でした。

何事も、勝つ人がいれば、必ず負ける人がいます。頂点に立った人も、次の日からはまた、新しい挑戦が始まります。

勝負は、その過程の大切さ、面白さ、その過程で得た喜び、悔しさ、全てが自分のものになる事を楽しんでほしいと思います。
絶望的な気持ちから、這い上がる力は、どんなものより得難いものです。力を尽くして努力しないと、絶望的な気持ちにもなれません。
振り返った時、ピアノに真剣に取り組んだ半年は、必ず人生の1ページに刻まれる事でしょう。そんなページを増やしていってほしいと思います。そして、そんなみんながどう育っていくか、生きていくかが、わたくしはとても楽しみです。

今年もピティナコンペの参加者は、歴代最多数を更新しています。子供の数が減っているにもかかわらずです。
それだけ、五感の全てを駆使して奏でるピアノが、お子様の成長に与える影響の大きさ、素晴らしさが世の中に広まっているのだと思います。
わたくしの教室からも、より多くのコンペ経験者が育っていくことを願っています。

最後に、お陰様でわたくしも指導者賞をいただくことができました。ありがとうございました。ピアノ指導において、まだまだ成長すべき点を皆さんから教えられました。課題はたくさんありますが、みんなで「音楽って楽しいよね!」「ピアノができるって、本当に幸せだよね!」といいながら、成長していきたいと思います。

ありがとうございました。さぁ!次はなにを弾きたい?

「撮影:FineAllies株式会社 後藤英夫様」